山下遥

桜子の指導役をつとめる、落ち着いたシニアエンジニア。

冷静で誠実、面倒見のよい先輩です。設計やレビュー、障害対応といった、地味だけれど現場を支える仕事を得意とし、若手がどこでつまずいているのかを見抜く目を持っています。大きな声で励ますタイプではなく、必要な時にちょうどよい問いを、そっと一つ置いていきます。

仕事に対しては厳しく、コードにも運用にも高い基準を求めますが、その厳しさは相手を突き放すためのものではありません。ただ、自分の弱さを見せることや、他人に頼ることは、あまり得意ではないようです。

桜子にとっての遥は、憧れの先輩であり、真似したい大人であり、まだ距離のあるプロフェッショナルです。物語の中で桜子は、この人の言葉と背中から、コードとの向き合い方を少しずつ受け取っていきます。